書籍
iPhone/Android 「通知機能」プログラミング徹底ガイド
投稿日時:2013年12月05日

マイナビ通知機能カバーfix-outiPhoneアプリおよびAndroidアプリの、「通知機能」に焦点を絞った解説書。
通知機能とは、ユーザに効果的に情報を伝えたり、アプリの情報を配信する機能のことで、これを適切に活用することにより、アプリのユーザビリティを高めたり、ユーザにアプリを継続利用してもらうきっかけを作ることができます。
本書は、具体的にどのような通知手段があるのか、アプリでどのように活用されているのか、どうやって実装するのか、といった点をサンプルを用いて詳細に解説していきます。
「Chapter1 通知機能の概要(Android、iOS)」では、通知機能の概要をまとめます。通知機能には大きく、デバイスからユーザに通知するユーザ通知と、サーバからデバイスに通知するデバイス通知の2種類があります。ユーザ通知の例が「ダイアログ(Android)」や「アラート(iOS)」など、デバイス通知の例が「GCM(Android)」や「Push Notification(iOS)」などとなります。それぞれに特徴があり、使い分ける必要があります。
「Chapter2 ユーザ通知(Android)」では、トースト、ダイアログ、ノティフィケーション、音声読み上げ、といったAndroidの通知機能について、解説していきます。
「Chapter3 デバイス通知(Android)」では、疑似Push、Google Cloud Messaging(GCM)、WebSocketを取り上げます。
「Chapter4 Local Notification(iOS)」では、iOSのローカル通知機能について解説します。まず基本的な実装を紹介し、その後、GPSと連動したサンプルアプリを制作します。
「Chapter5 Push Notification(iOS)」では、iOSのプッシュ通知機能について解説します。Push Notificationを利用するのに必要な各証明書の申請、取得方法をまず紹介した後、具体的なアプリの制作を解説していきます。
「Chapter6 APPENDIX」では、Androidのサーバ環境の構築や、GCMを利用するための手続き、Android Studioの解説、iOS開発のトラブルシューティングなど、知っておくと便利な内容を集めました。
これらの機能だけではアプリは制作できませんが、アプリの機能向上や、ユーザビリティの向上に、アプリからユーザへの通知は欠かせません。
本書は、Android/iOS向けの簡単なアプリケーションの開発経験がある人を対象にして、通知機能の実装について深掘りして解説しました。
「本書が皆様のアプリケーションの魅力を高めるヒントになれば、著者一同この上ない喜びです。」(著者「まえがき」より)


出版社:マイナビ
定価:3,444円(税込)
判型:B5変形
総ページ数:256ページ
発売日:2013年12月07日
ISBN:978-4839949365
著者:神原 健一、高橋 和秀、山田 暁通
付録:サンプルデータ(Webダウンロード)